夢だったハズが・・。

benizake2007-10-26

ふたりで旅行なんて夢のまた夢だね・・・。そう話していたのは、いつだったか。


子を育て、両親の面倒を見ながら今日まで。夢はまだ先と予定すら立てたことがなかったのに、思いがけずその日がやって来ました。



長女は昨日から1泊2日の修学旅行に参加しています。集団キライの長女にとっては、クラスでの打ち合わせやら準備やらが苦痛でしかなく、“修学旅行なんて行かない!”の一点張り。 連日のバザー準備を中断しては家に戻り、欠席したいという長女を説得し、車に乗せての繰り返し。どうしても外せない会議のときや、抜け出せない作業の時は迎えに戻る時間すらなく、5時を過ぎてから登校させたこともあったほど。


10月に入ってからは、そんな毎日でした。


集団の緊張に慣れ、ようやく行く気になったのは修学旅行の2日前。“やれやれ”と安心していたところに、「25日は有給を取ったから・・」と旦那さん。長女の集合時間は5:30、長男は朝練で6:30には家を出る・・。と、なると私のフリータイムは、夕方までたっぷり。


そこに目を付けた旦那さんは、私に内緒で有給をとり「二人でお出掛け」を計画しておりました。
 

長女が動揺するとマズイと考え、有給のことは黙っていましたが、長男にはこっそり話しました。すると「夕方までに帰れなくても大丈夫だよ」と。教えたわけではありませんが、親のために気を遣える子に育っていました。


深夜に帰宅した旦那さんと行き先を決め、午前2:00に就寝。 4:30には長女を起こし、旦那さんと二人がかりで支度をさせました。新品の服にニコニコしながら袖を通すところを見ていると、反抗して泣きわめいている姿がウソのようだと、洩らしながら。 5:15に学校へ送ったときは、少々不安げな表情も見せましたが、今頃は2日目を楽しんでいることでしょう。


長女と長男を送り出し、ゴミも出し、洗濯を済ませ、両親の昼食を用意して、ソファーでうたた寝している旦那さんを起こして、さぁ出発〜♪ 初の夫婦日帰り旅行に選んだ先は、茨城にある『袋田の滝』と、奥久慈のリンゴ狩りでした。本命は信州のリンゴ狩りでしたが、寝不足の私たちに首都高を走り切る元気はないだろう・・と判断して、急遽コースを変更。田舎道が続く地味なコースを楽しんで来ました。 


袋田の滝を正面から眺めてみました。が、



実際はかなり大きくて・・・2枚をつなげて見てください。 毎年どこかの局で『今年も凍りました!』と放送している、あの滝です。(放送は関東だけかな?) 以前に比べると水量も減ったように見えましたが、温暖化が進まないことを願いたいです。


これだけ小さければ・・・と思って載せましたが、
私の太さは隠くしきれるモンじゃありません・・・(^^;)





今日はちょっと贅沢な昼食を・・・と企んだものの、周辺には団体さんが集まるようなお土産店ばかり。旦那さんから“懐石料理は諦めなさい”と言われ、名物の“鮎の塩焼き”をガブリといただき、山菜そばでお腹を満たしました。


そして午後からはリンゴ狩りへ。


  

これは『陽光』という名のリンゴで、スーパーでも見かけません。10月のこの時季だと陽光と新世界という品種が旬と知って、「ふじ」を期待していた二人は、拍子抜け〜〜〜。それでも真っ赤なリンゴに囲まれながら園内を歩くと、まるでリンゴの妖精にでもなった気分で・・(苦笑) もぎたてのリンゴは、とっても美味しかったです!! 


予定では焼き物で有名な『益子』まで行くつもりでしたが、リンゴ園で遊びすぎてしまい、ここで帰路に。“ろくろ”を回してみたかったけど、お楽しみは次の機会に・・。


元気だった二人も帰り道は睡魔との戦い・・・お互いの意識を確かめ合いながら、午後8:30に帰宅しました。 



夫婦そろって日帰り旅行♪第2弾もあるといいなぁ・・・。