どぉ〜〜ん!と、鈍感(>_<)

benizake2006-11-02

「ねぇ、話きいてる?」
と、旦那君に良く言われる。


「お前は何かやってると
  返事も出来へんのか〜?」

とも、言われるし。

 
おっかしーなぁ〜。
なんであの時、
気が付かなかったんだろ。
冷汗タラッ〜。


 
  あさゆりさん♪
   記念のホワイト・ピーチ・オベーション♪ 大切に育てま〜す!! 


あさゆりさん、今朝のピーチ姫です〜♪    
  

咲き進むと花びらの外側から、ほんのりピンク色に変わっていく・・・
じっくり見られると照れてるみたいで。。それも可愛いです〜(^^)


     それにしてもアタシったら、鈍すぎや〜〜!!!
     bellさんは、わかってたの?? ね、ね!!(焦)



♪いつもの道で・・・


ちょっとした話なんですが・・・。


  旦那君のお迎えコースは2通りある。
  ウチから2分の「最寄り駅」と「隣町の駅」だ。
  東京始発の電車だと「座れるからラクでいい」というが、
  隣町の駅で、乗り換えないといけない。
  
  ここで30分は待つ・・・らしい。
  雨の日も、風の日も、何でもない日でもね(笑)
  私は、週に2〜3回は、隣街に行くだろうか。


  隣街に行くには、
  国道と田舎の抜け道の、どちらかで行く。
  抜け道はクネクネしているけど、信号がないから、
  慣れたドライバーなら、スピードも出せる。

  
  でも街灯もないような薄暗い道なのだ。
  この道は平気で歩けるような道ではない。


  そんな暗闇の続く道で、私は男性によく会う。
  「会う」と言うよりすれ違うのだ。
   
  リュックを背負って、
  手には懐中電灯を持って歩いている。
  運動靴にスーツを着ている「顔立ち」から、
  恐らく、20代後半くらいだろうか。
  スーツの上には、光に反射するラインが入った
  ベストも着ている。
  
  背中のリッックは、
  ベストや懐中電灯を入れるためのモノだろう。
  雨の日もカッパを着ながら歩いているから
  通勤リュックになっているようだ。
  
  この男性は道の端を歩いている。
  すれ違う車に時々、足を止めてしまうこともある。
  怖くて動けないのだろか・・・。
  ここはそんな細い道なのだ。
    
  カーブの坂道を降りる頃、
  チカチカと懐中電灯の灯りが、遠くの方で動いている。
  私は「あ、あの人だ」と、
  すぐに気が付くようになった。

  私の前を走る車は、懐中電灯の男性を知らないのか
  坂道をノーブレーキで下っていく。
  それを見て私はヒヤヒヤしてしまう。
 
  男性を見かける場所は、いつも同じところ。
  道を歩く人影に驚くドライバーもいて
  慌ててハンドルを切り
  反対車線に飛び出す車もある。


  あの人は、どれほど怖い思いをしながら、
  この道を歩いているのだろうか・・・と。
  そう思うとスピードを落とさずにはいられない。


  対向車線に車が無いときは、
  坂道の上からゆっくりと、反対車線を下っていく。
  「あたなに気付いているから、安心して歩いてね」と
  そんなふうに思いながら。

  そして、
  昨晩は久しぶりに「隣町」だった。
  いつもの場所に懐中電灯は、見えなかった。
  「あの人、無事なんだろうか?」と、
  少し心配になった。

  私の叔母は未熟児で産まれ、
  脳にも障害が出ると言われ育った。
  知能が低いままで、もうすぐ70歳になる叔母だ。
  金銭感覚もなければ、三度の飯より「酒」が好き。
  私の「酒」も、やっぱり遺伝だと思える叔母だ。
  
  70歳の叔母は、ひとりで生活は出来ない。
  若い頃は東京の片隅で
  その日暮らしのような仕事をしていた時もあるが
  今は施設のお世話になっている。
  時々「○○〜?」と私宛に電話をくれる。
  とても手のかかる叔母で、兄妹は厄介者としか
  思っていないようだ。
  
  道ですれ違うこの人も、
  どことなく、若い頃の叔母に似ている感じがある。
  きっと車の免許があれば、
  薄暗い道も歩かずに済むのだろうに。
  
  この人の親御さんも、私のお爺ちゃんのように(叔母の父親)
  帰宅するまで、どれほど心配しているだろうか。
  お爺ちゃんは息を引き取る最後まで
  この叔母を心配したときく。

  自分も親となり、子供の帰宅を心配する歳になった。
  「この先も気をつけて帰ってね」と。
  すれ違うたびに、そう思うようになってきた。

  
  今夜はどこのお迎えだろうか。。。