4月6日

benizake2012-04-06

オシャレなブログに憧れながらも、簡単なデザインで妥協している自分。でもね、私だってやるときはやるんです。「アレ」の話の前にブログ休止中の話を。


居住年数20年を迎えた我が家には『ばあちゃんのお宝』と呼ばれている不用品がドッサリ。押入れや納戸は押し込んだり積み上げたりした不用品で溢れ、親子バトルの原因にもなっていました。


ところが、80を迎えた母は体調の変化に不安を感じると言うようになり、タンスの中に眠っている服や着物の処分を始め、ついには『お宝』にも処分の印籠を出すようになりました。母の気が変わらぬうちにと、押入れ、階段下の収納庫、食器棚、吊り戸棚、床下収納庫、脱衣場に置いた収納ボックス、洗面台下、下駄箱、リビングボードの引き出しも一段づつ、家中の全てのモノを引っ張り出しての大掃除を決行しました。
その結果、階段下の収納庫からは大小合わせて9つのポットが出てきました。そのうち7つは壊れたポットでしたが、古びた箱からは30年以上前に引退したはずのエアー式ポットまで登場。懐かしい再会に思わず涙が・・・(笑)


年末に始まった不用品処分作戦は3ヶ月にも及び、ようやく家の中がスッキリと片付きました。と同時に今度はアレが気になって・・。


4年以内とも30年以内とも言われている首都直下型地震。私の街も震度6レベルの揺れに襲われると予想されています。3.11以来、過敏になっているようにも思いますが、あの激しい揺れを体験していると何もしないわけにはいかないと言った心境なんです。
実際のところ、震源はウチの真下?と思われるような地震も多く、TVの速報にも出ない小さな揺れは毎日のように感じます。そんな時『もしも大地震だったら?』と考えると恐怖も倍増します。


いつ、どこで、何をしているときに起きるかはわかならい。けど、今できる事はしておこう・・と防災用品も買い揃えました。でも火災が発生したら? 逃げ道は? 家族は?
大量のモノが散乱したら逃げ遅れる可能性もあるでしょう。ヨチヨチ歩きの父は巨漢への道を歩み始めています。背負って逃げるのが無理となれば、自力で逃げてもらうしかない。だとしたら、せめて逃げ道は私が確保しなければ・・と。
3.11では花台の小鉢が落下し、玄関前に用土が散乱しました。たった1つの植木鉢でも歩きにくくなるのですから、満タンの収納ボックスや食器棚が倒れたらと思うと恐ろしい限りです。


“倒れる”“落ちる”を最小限に抑えて家族の命を守る・・ちょっと大げさかもしれませんが、花台の撤去にはそんな理由がありました。まぁ、どれほど入念な備えをしたとしても、やっぱり大地震は起きて欲しくないですね。