初日(11/20)

旅行記の続きです♪
どこを歩いても紅葉のピークと予想していたので、初日は貴重な文化財の見学に重点をおいてコースを選びました。

私にそんな考えがあったことをメンバーは知らないと思うが・・・(笑)
大覚寺
宸殿は豪華な造りでした(複製)

徳川二代将軍秀忠の娘、あの「江」にも出ていた和子さまも使われたお部屋だそうです。

周囲1キロにも及ぶ大沢池の手前には「池にはまらないように」という注意書きがありました。

国指定の名勝地で舟遊びを真似る人はいないと思いますが、蓮の季節はカメラと一緒に“ドボン ”する人も多いのでしょうね。
     
大覚寺はモミジの本数でいえば少ない場所だと思いますが、優雅だった貴族の時代を偲ぶことができました。


大覚寺を後にした私たちは、静かな嵯峨野の風景を楽しみながら、竹林の道を目指して歩きました。灰色の雲の下、時間に追われながらの散策でしたが、途中途中で足を止めては目に留まったものを・・。


3台が連結している販売機にも紅葉が描かれていました。

「桜のシーズンにも見に来ないとね!」という友人の横には、春の京都を描いた販売機が・・まさか本当にあるとは・・♪


手作り感たっぷりのミニチュアは指先サイズ。作者の楽しそうな顔が浮かんで来ます。

初めて目にする百目柿。


若い子が店先の長椅子に座って食べていました。最近では柿を食べない子も多いのに・・感心感心。


約2キロほど歩いて竹林の道に入りましたが、人気スポットは観光客が数珠つなぎ。竹林の道と言うよりは人林の道を歩く・・でした(苦笑)






午後3:30 天龍寺へ。 


足利尊氏後醍醐天皇を菩提を弔うため1339年に創建。度重なる火災や応仁の乱で大きな被害を受けたそうですが、秀吉公の寄進により復興。しかし再建の途中にも火災、また蛤御門の変では長州軍の陣営になり、再び伽藍は焼失。諸堂は近年に建てられたものだそうです。


復興と再建。今の姿になるまでにどれだけの時が流れたか・・。

方丈(書院)から見た曹源地(そうげんち)庭園も観光客で囲われていました。

庭園を見渡せる畳敷きの大きな広間は座ることもできたので(寝転ぶことは禁止)拝観の記念に・・と、ド真ん中に正座。上質な畳の感触を味わえました(笑)


庭園の奥には大きな枝垂れ桜もあり、春にも来てみたい場所でした。


曹源地庭園の背景に見えたモミジの樹の下を散策。ここも急ぎ足でしたが、緑に浮かぶ紅葉がキレイでした。

benizakeのカメラで撮って〜♪と言われ撮影していると必ず置いて行かれる私(笑)悔しいのでbell隊長の背中から狙ってみました!(爆)


紅葉には少し早く、日没も迫る中での散策はチョット残念でした。




拝観の最後は八方睨みの龍といわれる雲竜図がある法堂へ。


ここはどうしても見たかった場所!

撮影NGなので画像はありませんが、入口が見えにくいせいか、特別拝観料を見て引き返す人が多いのか?幸運にも人影はまばら。

雲龍図の真下を右に左に、前に後ろに・・まるで天井の龍に睨らまれる小動物のように動き回りました。たぶん遠目で見たらヘンな動きをするオバサン??(笑)
不思議な不思議な雲龍図、大満足の天龍寺でした。 


京都初日はここまで。
合流した友人を駅まで送り、渡月橋をお宿へと向かいました。